【実録】仮想通貨を1年半触ってみてわかったこと。1500円のポイ活から始まった波乱万丈の投資体験談

お金の話

「仮想通貨(暗号資産)って、なんだか怪しいしリスクが高そう……」

1年半前の私も、文字通りそう思っていました。

株式投資ではNISAを活用し、S&P500やオール・カントリー(オルカン)といった堅実なインデックスファンドをコツコツ積立運用していたタイプです。

そんな安全運転派の私が、なぜボラティリティの化け物のような暗号資産の世界に足を踏み入れることになったのか。

結論から言うと、きっかけは「ポイ活」でした。

2025年1月。

ちょっとしたお小遣い稼ぎのために、アプリのダウンロードや口座開設の成果報酬案件をこなしていた時、偶然目に入ったのが

「大手仮想通貨取引所の口座開設キャンペーン」

でした。

「まあ、タダでポイントがもらえるなら」と軽い気持ちで口座を作ったところ、特典として1,500円分のビットコイン(BTC)が付与されました。

最初のうちは「1,500円か、缶コーヒー数本分だな」くらいにしか思っていませんでした。

しかし、取引所アプリをスマホに入れて毎日チラチラと値動きを追ううちに、自分のなかの何かが変わり始めたのです。

インデックスファンドでは見られないような、日々の動的なチャートの動き。

「これ、自分で買ってみたらどうなるんだろう?」――1,500円の小さな無料プレゼントが、私を底なしの暗号資産沼へと誘う入り口でした。

1. 乱高下の衝撃!インデックス投資家が感じた「苛烈な値動き」

それまでNISAで扱っていたインデックスファンドは、年率数%〜十数%を目標に、年単位でじっくり資産を育てていく世界です。

1日の値動きなど、せいぜい1%未満〜1%台程度。

しかし、仮想通貨市場はまるで別世界でした。

1日で平気で5%前後、時には10%以上も価格が乱高下するのです。

土日も関係なく24時間動き続けるチャート、目まぐるしく変化する評価損益。

元々ギャンブル好きな性格も手伝って、私は一瞬でこの市場に惹きつけられました。

「これは……新しいおもちゃを見つけてしまったかもしれない」

堅実なインデックス投資の退屈さとは対極にある、アドレナリンが噴き出すような刺激。

私は余剰資金を少しずつ取引所に送金し、本格的に仮想通貨投資をスタートさせました。

2. アルトコインの洗礼:「安いから大量に買える」の罠

最初に本格購入した銘柄は、ビットコインでもイーサリアムでもなく、いわゆる「ミームコイン(ネタ系トークン)」でした。

具体的には、最初に買ったのが

「SHIB(シバイヌ)」

そして次に手を伸ばしたのが

「PEPE(ペペ)」です。

なぜ王道のビットコインではなく、こうしたアルトコインを選んだのか? 理由は非常にシンプルで、そして初心者特有のものでした。

「1枚あたりの単価が圧倒的に安いから」

ビットコインが1枚何千万円という世界なのに対し、ミームコインは1枚0.00数円といった世界です。

数千円〜数万円を投じるだけで、何百万枚・何千万枚という途方にもない単位のコインを手に入れることができます。

アプリの画面上に表示される桁違いの保有数量を見て、「なんだか凄い資産を持っている」という得した気分に浸れたのです。

さらに、当時の相場は年末の急騰を経て一旦落ち着いた下落局面に見えました。

「前回の最高値まで戻るだけでも何倍になるんだ?」

「上がった時に何倍になるのだろう?」と大きな期待をしていました。

そんな捕らぬ狸の皮算用をしながら、毎月の余剰資金でコツコツとSHIBやPEPEを買い増していく日々が始まりました。

3. 歓喜の爆上げ:2025年夏、口座残高がウハウハに

コツコツ積み立てを続けていた2025年の夏。

急激な上昇を体験することになります。

ビットコインが歴史的な最高値である1,800万円を突破。

ビットコインに釣られる形で、私が持っていたSHIBやPEPEを含むアルトコインも爆上げしたのです。

1日で30%近く高騰することもありました。

朝起きるたびに口座残高が増えている。

2025年の夏には持っていたコインはすべてプラスで、まさにウハウハな状態を満喫していました。

しかし、仮想通貨市場の本当の怖さは、天国を見せた直後にやってくるのです。

4. 暗黒の朝:一瞬で資産が半減した「地獄の暴落」

それは突然やってきました。

私は朝、いつものルーティンで口座の残高を確認していました。

すると、みるみる残高が減っていきました。

更新するごとに数千、数万と評価額が減っていき、ついには半分以下となりました。

そうです、暴落です。

この時、BTCが12万ドル台から一気に10万ドルへと転落したのです。

そして、それに引っ張られたアルトコインは一時

60〜70%の下落となりました。

え?夢?この時は現実を受け入れるのに時間がかかりました。

私がメインで買っていたのはアルトコインの中でもミームコインと呼ばれるコインでしたので、その影響は凄まじかったです。

天国から一転、一瞬で地獄の底へと突き落とされました。

5. 恐怖の「塩漬け」と、捨てなかった未来への希望

怖かった…しかし売らなかった。

売ってしまったら損失が確定してしまうからです。

いわゆる塩漬けです。

ただ、このまま下がったまま終えるとは思いませんでした。

仮想通貨に私は未来を見ていました。

相場が冷え込んでも諦めず、余剰資金が出た時にちょくちょく買い増しを続けていきました。

6. 相場の波をくぐり抜けて辿り着いた「ひとつの結論」

気がつくと、相場の乱高下にはある程度慣れてきていました。

1日で激しく動こうが、「まあこういうこともある」と冷静に受け止められるようになっていたのです。

そして、ある結論に至りました。

「BTCを集めよう。」

結局はビットコインです。

仮想通貨の王はビットコインなので、ビットコインが下がれば仮想通貨全体が下がり、上がれば釣られて上がるのです。

仮想通貨保有銘柄的にもリスクを落とすためにも、ビットコインを積み立てをしなくてはと思いました。

ある程度ビットコインが集まっていると、ほかの銘柄も気にしてだし、追加でXRPとDOGEを購入しました。

そしてPEPEを売却し、ポートフォリオを整えました。

7. ついに訪れた歓喜の瞬間:全ポジション「プラ転」へ

ついにプラ転の時が来ます。

今年の夏にビットコインは5万ドル台から8万ドルオーバーへと暴騰したのです。

これにより、コツコツ積み上げた仮想通貨全体の損益がプラスとなりました。

暴落の恐怖に耐え、諦めずにコツコツ買い集めてきた判断は間違っていませんでした。

実際に私が保有している仮想通貨は次の通りです。

現在、ポートフォリオの7割がBTCとなっており、安定感のある形となっています。

記録を見ると、総投資額は1,635,000円ですのでプラスの65,000円です。

まだまだ小さなプラスですが、これからの成長にとても期待しています。

まとめ:1年半仮想通貨を触ってみて思うこと

ポイ活の1,500円から何気なく始めた暗号資産投資ですが、この1年半は本当に激動の連続でした。

天国のような爆上げと、生きた心地がしない大暴落。

一時は保有資産が半分以下に溶けるという絶望も味わいました。

1年半触って心から思ったのは、ボラティリティの激しさは慣れないときついということです。

「暴落に耐える強いメンタル」

「余剰資金での投資」

という徹底した資金管理が何より大切だと身をもって実感しました。

最初はミームコインの爆発力に魅了されましたが、荒波を乗り越える中で

「結局は王道のBTC積立が一番強い」

という結論にたどり着いたのも、自分にとって大きな収穫でした。

失敗や恐怖も多かったですが、それ以上にブロックチェーンの未来や新しい経済圏に触れるワクワク感が勝っています。

痛い目を何度も見たからこそ、リスクコントロールの重要性と、投資家としての成長を実感できた1年半でした。

これからも仮想通貨投資はマイペースに続けていきます。

いつかBTCが100万ドルになる未来がやってきたら、この荒波を一緒に乗り越えた仲間たちと最高の笑顔で乾杯しましょう。

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