こんにちは、Totoです。
みなさんは北海道にある支笏湖(しこつこ)をご存知でしょうか?
国内トップクラスの透明度を誇る美しいカルデラ湖で、周辺の豊かな大自然と、水面に映る山々の雄大な景色を楽しめるとのこと。
今回は、そんな支笏湖を日帰りで観光してきましたので、魅力をまとめてご紹介します。
アクセス
場所は北海道千歳市。
新千歳空港から車で約50分、札幌市内からも約1時間と、北海道観光の拠点からもアクセスが良い立地です。
周辺スポットも自由に巡れるため、基本的にはレンタカーを利用するのがおすすめです。
一応、路線バス(新千歳空港・JR千歳駅発)も運行しているみたいですが、本数が限られるため、今回は車で移動ました。
千歳市街から「支笏湖通り(道道16号線)」を車で揺られること約30分。目的地の支笏湖へ到着です!
支笏湖(しこつこ)
車を停め、駐車場料金(乗用車500円)を前払いします。土曜日に伺ったので、広い駐車場はほぼ満車状態。やはり人気スポットですね。

駐車場から道なりに歩いていくと、目の前に絶景が!すごく広いですね!
せっかくなので、岸辺まで降りてみましょう。

まさに絶景。アヒルボートを漕いでる人もちらほら。
支笏湖は日本トップクラスの水質を誇っており、環境省の水質測定で何度も日本一に輝いているそうです。
「支笏湖ブルー」と呼ばれる澄んだ水は非常に視界が良く、カヌーや水中遊覧船から川底・湖底の様子をはっきりと観察できるとのこと。
さらに、最大水深は約363mで、田沢湖(秋田県)に次ぐ日本第2位の深さ。
この膨大な貯水量のおかげで、水温が保たれやすく、日本最北の「凍らない湖(不凍湖)」としても知られています。
どおりで、吸い込まれるような水の色が濃いと感じたわけですね。海の色に近く、でもどこか不思議な透明感があります。真冬の北海道で凍らない湖が存在するなんて、自然の神秘を感じます!
山線鉄橋(やませんてっきょう)
湖畔に立つ「支笏湖」の標柱から、そのまま視線を左側に移すと、千歳川の起点に何やら鮮やかな赤い橋が架かっています。


この橋は「山線鉄橋」。もとは明治時代末期に、王子製紙が発電所建設の資材や木材、旅客を運ぶために千歳〜支笏湖間に敷設した軽便鉄道(通称:山線)の専用橋だったそうです。鉄道が廃止となった後は、人道橋(歩行者専用橋)として整備され、地域のシンボルとなっています。
橋の上から千歳川を見下ろして、言葉を失いました。

川の色が、信じられないくらい鮮やかなエメラルドグリーンなのです!
橋の赤色と、川の緑色の対比がものすごく綺麗です。こんなに発色の良い川、今まで見たことがありません。底まで透き通っていて、水草(バイカモ)が揺れているのがはっきり見えます。
「支笏湖ブルー」の湖から、この「千歳川グリーン」へと色が変化する瞬間を見ることができ、本当に感動しました。ここは絶対に歩いて渡るべきスポットです。
名物・支笏湖チップ(ヒメマス)を堪能
支笏湖観光のもう一つの目的は、何と言っても名物の「ヒメマス」です。
地元ではアイヌ語に由来して「チップ」と呼ばれています。
もともと支笏湖には生息していませんでしたが、明治30年(1897年)に阿寒湖から移植されたのが始まり。支笏湖の冷たく清らかな水質と豊富なプランクトンが生育環境に非常に適していたため、現在では支笏湖を代表する名物魚として定着したそうです。
お食事処 寿(ことぶき)
事前に調べると、チップ料理で評判の「寿」さんというお店がヒットしたので、食べに行きました。


ちょうどお昼時だったので店内は大賑わい。お店の外で少し待っていると、運良くすぐに席が空きました。
メニュー紹介


メニューを見ると、姿焼き、お刺身、お寿司、フライなど、様々なチップ料理が並んでいます。
どれも美味しそうですね。…けど、事前に調べてはいましたが、思ったよりお値段が…(一品料理で2,000円前後、セットだと3,000円〜)
でもその理由は、ヒメマスは非常に綺麗な水でしか育たず、資源量も厳重に管理されているため、獲れる量と時期(6月〜8月)が限られているから。その稀少価値から「幻の魚」とも呼ばれているそうです。
今回は奮発して、色々な食べ方でチップを頼んでみました!
チップを完食!
まずは地酒で乾杯

まずは日本酒を。
北海道増毛町の地酒、「北海 鬼ころし」(1,000円)です。キレッキレの辛口で、川魚の脂をスッと流してくれそう。かなり好みで、料理が来る前にグイグイいっちゃいました(笑)。
*運転手はノンアルでした!飲酒運転ダメ!絶対!
幻の「生」を味わう!姫マスお刺身

まずは「姫マスお刺身」(2,000円)が到着!
サーモンよりも少し赤みが強い、鮮やかな朱色の身が輝いてますね。まずは一口。
…っ!あっさりしているのに、脂の甘みがすごい!
川魚特有のクセや臭みは全くありません。澄み切った支笏湖の水で育っているからこそのピュアな味わい。とろけるような食感で、日本酒が無限にすすみます!!
ふっくら香ばしい、姫マス姿焼き

続いて「姫マス姿焼き」(2,000円)です。この時初めて全体像を見ました。
メニュー写真でも思いましたけど、ヒメマスって思ったより小ぶりなお魚なんですね!サーモン(鮭)のイメージが強かったので、もっと大きいと思っていました。(陸封型なのでベニザケほど大きくならないそうです)
塩焼きですね。皮目は香ばしく、身はふっくらほろほろで美味!脂の旨味が凝縮されていて、刺身とは違った濃厚な味わいを楽しめます。
職人の腕が光る、チップ寿司

最後は「チップ寿司」(1,500円)です。
あの小さな身から、よくこのサイズでネタを取れたなと感心です。職人さんの腕が光っています。
口に運ぶと、生のチップの脂がシャリと完璧にマッチして、まさに至福の味。これもクセがなく、淡水魚とは思えない上品さです!大満足で完食です。
獲れたての「生」のチップを食べられるのは漁が解禁される6月〜8月の3ヶ月間だけだそうなので、本当に貴重で贅沢な体験ができました。
食後は「支笏湖ビジターセンター」で歴史と生態系を学ぶ
絶品のチップ料理でお腹を満たした後は、歩いてすぐの場所にある「支笏湖ビジターセンター」へ立ち寄りました。ここは支笏湖の成り立ちや、周囲に棲む生き物について無料で学べる施設です。

館内に入ると、まず目を引くのが迫力満点のヒグマの剥製(親子!)

そして、館内にはなんと水槽があり、先ほどいただいた「ヒメマス(チップ)」が実際に泳いでいる姿を見ることができます!

解説によると、チップはアイヌ語で「魚」を意味する言葉に由来しているそうです。澄んだ青い水の中を泳ぐ姿はとても美しく、美味しい食事を思い出しながら、豊かな自然の恵みに改めて感謝しました。

ほかにも、支笏湖の巨大な立体模型。約4万年前の巨大噴火によってできた窪地に水が溜まって、今のカルデラ湖になった歴史がパネルと共に分かりやすく解説されています。
支笏湖の大自然の豊かさを実感できるスポットでした。
まとめ
今回、筆者は時間の関係で行かなかったのですが、支笏湖温泉街には温泉施設もあり、日帰り入浴も楽しめるそうです。次回観光に来た際は、絶景を見た後にぜひ立ち寄ってみたいです。
支笏湖の「吸い込まれるようなブルーの絶景」と、山線鉄橋から見る「エメラルドグリーンの川」は、一度は見ておくべき価値があります。
そして夏の時期なら、少し高いですが、幻の魚「生チップ」の味わいは一生の思い出になること間違いなしです!みなさんもぜひ、大自然と美食を求めて支笏湖へ足を運んでみてください。
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